典座ネット〜お供え膳をつくろう

大切な故人に手作りの精進膳を供えてみませんか

心あたたまるお供え膳~閲覧者の実例報告

      2017/06/26




典座ネットブログの閲覧者さまから、「私もお盆に精進料理膳をお供えしました!」とお写真が届きました。
いつも当ブログを参考にして下さっているという、昨年も手作りの精進料理をお知らせ下さった鎌倉の大江隆子さまです。

お供え膳_閲覧者からのおたより

お供え膳_閲覧者からのおたより

コメントに「楽しんで作っています」とありました。
ついつい、「お盆だからしっかり用意しなきゃ」と責任感というか義務感というか、やらねばならない!と感じてしまいがちですが、あまりそう考えてしまうと、余計なプレッシャーとなったり、最悪の場合、嫌々やるということになってしまいます。

料理係の心得が示された道元禅師の『典座教訓』にも、料理をする際にはいやいや取り組んでもろくな結果にならない、前向きに、すすんで積極的に取り組む姿勢が肝心だ、と述べられています。今風の言葉で言えば、「モチベーション」ということでしょう。
気乗りしないのに無理に用意しても、ほとけさまもあまり嬉しくないでしょうから、大江様のように「楽しんで」作ろうという姿勢はみならうべきだと思います。

大江様はこの夏に向けて、漆器の仏膳をお求めになったようです。
現代社会ではふだんの生活から漆器が消えつつありますが、やはりお盆の和の雰囲気に、伝統的な手作業で作られた漆器はよく合いますね。お盆のしたく全体が、朱塗りのお膳によってグッと引き締まって見えます。

和ろうそくに書かれた朝顔も涼しげで良いですね。

お供えおはぎ_閲覧者からのおたより

お膳をお供えしたのちは、やはり手作りのおはぎとお抹茶をお供えして、ご先祖様や亡き方々をおもてなししたとのこと。
細かい点は自分のできる範囲でアレンジして良いのです。まごころのこもった、行き届いた子孫の手篤いお供えに、故人のみたまもきっと満足して、ふたたびあの世に戻られたことでしょう。
もし私だったら、ここまで丁寧にもてなされたらあの世に帰りたくなくなってしまうなあ。でもなごり惜しそうに出発するでしょうね。「また来年もおいしいおはぎ、楽しみにして戻ってくるよ~~」と。

今年のお盆はほとんどの地域で過ぎたと思いますが、まだ一部八月末や九月に行う地域もあるでしょうし、地蔵盆などの風習がある地域もあるでしょう。当サイトを参考に、心のこもったお供え精進料理を用意していただきたいと思います。

そして皆さんもご自宅でのお供え、よろしければ当ブログで紹介しますので写真データとコメントをお届け下さい。




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