典座ネット〜お供え膳をつくろう

大切な故人に手作りの精進膳を供えてみませんか

平成22年 十五夜お月見のお供え膳

   

作り方のコツやポイントなどの詳細部分は典座ネットブログ掲載時の記事をご参照ください。
平成22年9月18日  19日

平成二十二年 十五夜のお月見精進お供え膳献立

飯椀 栗赤飯
汁椀 満月汁
雀皿 ナスのぬか漬と胡瓜の古漬
平椀 里芋のけんちん汁
坪椀 満月胡麻豆腐
膳皿 薩摩芋の洋糖まぶしとウサギだんご

当記事の内容を転載引用することを固く禁じます。

十五夜の月見精進料理お供え膳

○栗赤飯

栗赤飯~十五夜の月見お供え膳十五夜を祝う赤飯に、秋の恵みである栗ときのこ類を加えました。

・小豆(ささげ)を水に漬けて戻し、昆布ダシで柔らかく炊きます。
・餅米を軽く研ぎ、研いだ普通の米と半々になるように混ぜ、小豆とその煮汁を半分ほど加えて水加減をします。
・しめじ、舞茸、青ぎんなん、栗、塩を加えて炊飯します。
・餅米100%で作るときは蒸した方がうまく仕上がります。

○満月汁

満月汁~十五夜の月見お供え膳

今回のお月見精進料理膳のメイン、「満月汁」のレシピです。すまし汁の真ん中に浮かべたお団子を月に見立て、とろろ昆布を月にかかる雲に、水菜を月に照らされるススキの葉にみたてた料理です。ダンゴの中には味噌で炒めたクルミが具として入っています。

1 水400mlに昆布15~20gを漬け、一晩おいてダシをとる。
2 長芋100gの皮をむき、ゆでてすりおろす。(フードプロセッサーでも可)
3 すり鉢にみそ小さじ2とみりん小さじ2、酒小さじ1を入れ、よくすりあげる。
4 くるみ30gを包丁で切り、5ミリくらいに細かくする。
5 加熱したフライパンに油小さじ1/2を敷き、4のくるみを炒める。油が回ったら、3の味噌と砂糖小さじ1、しょうゆ小さじ1を加えて弱火で2分ほど炒める。
6 2を移し、白玉粉50g、上新粉15g、塩少々を加えてよくこね、様子をみながら水を足し、団子状にまるめる。
7 6を4つにわけ、ラップの上でのばし広げ皮状にし、5の具を包んで団子型にする。
8 7を蒸し器に入れて強火で5~7分ほど蒸す。
9 1の水400ml(昆布ごと)、酒50ml、みりん30ml、薄口しょうゆ5ml、塩少々を鍋で加熱する。沸騰したら昆布を取り出し、弱火にして2分ほどしたら火を止める。
10 8の団子をお椀に入れ、9のだし汁を張り、とろろ昆布と水菜少々を添える。

○里芋のけんちん汁

里芋のけんちん汁
里芋とカボチャを中心にした、具だくさんのけんちん汁で秋の収穫を祝います。通常このうつわには煮物を盛りますが、
秋に収穫された根菜を月にお供えするため、「汁平(シルビラ)」と呼ばれる形式の、具が多い煮物風の汁にしました。

・里芋、牛蒡、カボチャ、厚揚、エリンギを一口大に切ります。アスパラガスをハス切りにします。
・木綿豆腐をふきんでくるんで重しをかけ、水気を切ります。
・鍋に油を敷き、荒くつぶした豆腐を炒めます。豆腐がある程度つぶつぶ状になったら、具を加えて炒めます。
・油が行き渡ったら昆布ダシ、酒、みりん、しょうゆを加えて中火で煮ます。
・塩で味を調え、うつわに盛って、ミョウガの輪切りを添えます。

○薩摩芋の洋糖まぶしとウサギだんご

サツマイモの洋糖まぶしとウサギ団子

芋名月にちなんだ里芋を菓子に仕立てました。また月見団子をちょっと一手間かけてウサギ型に調えます。

・薩摩芋を皮ごと輪切り、または半月切りにし、クチナシの実とともに煮てしばらく煮汁に漬け、黄色い色を付けます。
・いったん煮汁を軽くすすぎ、別の鍋で昆布ダシ、酒、みりん、しょうゆで煮ます。
・煮汁を切り、グラニュー糖に数回まぶします。
・米粉に熱湯と塩を加えてこね、ダンゴを作ります。
・沸騰した湯にダンゴを入れ、浮いてくるまで加熱します。(または蒸しても可)
・ゆでたら冷水にさらします。
・ウサギの形にこね、ゆでてから少し包丁で耳のあたりを加工し、食紅で目をつけてウサギ型にしてみました。難しければふつうに丸めてもよいでしょう。

○満月胡麻豆腐

満月胡麻豆腐

いつもは四角く仕上げる胡麻豆腐を、ラップでくるんで固め、満月にみたてました。

・胡麻をすり鉢で油が出るまですります。
・昆布ダシを加え、ドロドロにし、うらごしします。
・鍋にうつし、葛と昆布ダシを加え、30分ほど加熱してこねます。
・ラップに適量をくるみ、ゴムでしばって固まるまで冷蔵庫で冷やします。
・うつわに敷き味噌をしき、ラップを外した丸い胡麻豆腐を盛り、ワサビを載せます。

十五夜の月見精進料理膳

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