典座ネット〜お供え膳をつくろう

大切な故人に手作りの精進膳を供えてみませんか

    千葉県浄土真宗寶満寺さま 平成29年報恩講のお供え膳

          2018/01/19




    千葉県の浄土真宗寶満寺さまから、昨年に続いて報恩講のお供え膳の写真が届きました。

    こちらの記事をご覧頂くとわかるように、毎年信者さんたちが皆で協力して精進料理を作り、報恩講の法要に参拝した方におもてなししておられ、精進料理の技術を参考にしたいとのことで当方が料理教室の講師をつとめたことがあります。

    寶満寺さまでの出張料理教室の記事はこちら とこちらから

    昨年ご投稿くださった報恩講の料理

    昨年の写真よりも格段に洗練されたように感じました。みてわかるとおり、プロ並みの申し分ない仕上がりですよ・・・。素人の信者さんたちが作っているとは誰も思わないほどの美しさと整いぶりだと思います。少しだけですが関わった私ですがとても嬉しく感じます。

    やはり細かい点にも注意して作ろう、という意識をもって取り組むと結果に表れるものですね。

    ただ、あまり詳しくは書けませんが、こうした素晴らしい成果の影にはさまざまな苦労がおありのようです。かつて地方に大きな料理店や仕出し屋さんがなかった時代、どこのお寺でもお檀家さんや信者さん、近所の方などが協力して手作りの料理を用意し、大法要のもてなしをしていました。しかしそれは多くの方が関わる以上は避けられないことですが、ものすごく大変な労力や気遣いが必要です。過疎で人手が足りない、費用的な問題や衛生面、人間関係等のりこえなくれはいけない大きな問題がたくさん生じますし、それがトラブルになることも少なくありません。「それならば仕出し屋さんに外注してしまえばいいじゃない!」と考え、残念ながら手作り精進料理の接待をやめてしまうお寺が急増しているのが現実です。

    寶満寺様でも少なからず困難が生じている中で、それをうまく乗り越えて、皆で一致団結して協力し合ったからこそ、このようなハイレベルなお供え膳が仕上がっているのだと料理を通じて感じるのです。これこそ、本当の意味の報恩だと思いますし、それこそが最高のお供えなのだと思います。浄土真宗さんでは「行」や「お供え」に関する立場や解釈が曹洞宗とはだいぶ異なりますが、それを差し引いても有り余るありがたさが伝わってきました。

    平成29年寶満寺さま報恩講お供え膳



     - ご家庭での実践例~閲覧者からのおたより

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