令和2年春彼岸の精進料理お供え膳
2020/03/21
このページでは必要なレシピだけを載せています。調理中カットや作り方のコツやポイントなどの詳細部分は典座ネットブログ令和2年春彼岸の各記事をご参照ください。
令和2年春彼岸 お供え精進料理膳
大引 ぼたもち あんこときなこ
汁椀 干し湯葉と三つ葉のすまし汁
香菜 蕪の塩麹漬
猪口 菜の花の辛子あえ
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○大引 ぼたもち あんこときなこ
・小豆250g ・グラニュー糖 180g ・もち米 2合 ・塩小さじ1程度 大サイズ6個分 中サイズ10個分
1 もち米2合を多めの水で研ぐ。水を切り、20分ほどおいてしっかり吸水させ、塩小さじ1/2ほどを加えて炊飯する。
2 小豆250gを軽くすすいでボールに入れ、浮かんできたものの中からスカスカなものや虫食いなどの悪い粒があれば取り除きよくすすいで、圧力鍋に入れ、八~十倍ほどの体積の水を入れる。
3 火にかけます。はじめは強火で、沸騰して圧力抜きの穴から蒸気が漏れ出したらごくごく弱火に落とし、20~30分ほど加熱する。
4 火を止めたら3時間以上おき、鍋の温度が自然に下がり、鍋を手で触っても熱くないくらいになったら鍋のフタをあける。
5 圧力鍋の中から小豆を出して、ザルにあげて水でサッとすすぎ小豆のアクを取り除く。
6 鍋に移して、水を1L位加える。強火で加熱し、沸騰したら2分ほど煮る。
7 再度ザルにあげて水ですすぎ、アクを洗い流す。
8 ザルにもめんのふきんを広げて、その上にすすいだ小豆を入れ、丸めて軽く絞って水気を切り、鍋に移す。
9 グラニュー糖180gほどを加熱しながら加え木へらで混ぜ合わせる。
10 途中で塩小さじ1/2を加え、あんこがベトベト、ボットリした感じになってきたら火を止める。
11 パットなどに1/6に小分けして冷ます。小ぶりに仕上げるなら10個に小分けする。
12 炊き上がって蒸らしたもち米をバットにあげてほぐし、好みで潰して1/6(または1/10)に小分けして冷ます。
13 もち米を丸めて、その周りにあんこを巻いて包むようにして仕上げる。
14 きなこ味にする場合はきなこ大さじ2杯程度にグラニュー糖小さじ2~3を加えてよく混ぜ、ふるいで米の周りにまぶす。
初心者でも上手に成形しやすい方法は典座ネットブログの記事中で詳細に紹介しています。→こちら
○汁椀 湯葉と三つ葉のすまし汁
近日中公開
○香菜 蕪の塩麹漬
1 カブ2玉300gを良く洗い、水気を切って、茎の部分を少し残して切り離す。
2 茎の部分は3~5センチくらいに切る。
3 身の部分は中心に向かってくし形に切る。
4 人参の切れ端があれば50g程度をいちょう切りなどにする。
5 具材をビニール袋に入れ、塩小さじ1杯弱を加えて良くすり混ぜるようにしてからめ、空気を抜くようにしてビニールの口を閉じる。
6 ビニール袋の外側から揉み込むようにして塩をなじませます。5分おきにもみもみする。
7 20~30分ほどすると、カブがだいぶ柔らかくなってきます。このときビニール袋の上からギュッと絞るようにして水分を一箇所に集め、不要な塩分を流し捨てる。
8 塩麹をビニール袋の中に大さじ1くらい加え、塩麹が全体に行き渡るように再度揉み込み、15分以上おいて味をなじませる。
○猪口 菜の花の辛子和合
1 干し椎茸1枚を水150mlに3時間以上浸けてダシをとる。
2 切り干し大根20~30gをボールに入れ、ぬるま湯に浸けて戻し、軽く絞って鍋に移す。
3 1の椎茸ダシ150ml、酒大さじ2、みりん大さじ1、砂糖小さじ1/2、しょうゆ小さじ2を加えて弱火で5分ほど加熱する。火を止めて自然に冷まして味をなじませる。
4 菜の花250gを塩ゆでする。
5 菜の花をザルにあげ、水で冷やす。
6 根元をそろえて数本ずつ束ね、握って水気を絞り、まな板に並べて3~5センチほどに切る。根に近い固い部分は斜めに薄く切る。
7 薄揚1枚をフライパンで強火で加熱し、フライパン返しで押しつけて両面に焦げ目をつけ、縦に半分、幅3ミリ程度の細切りにする。
8 冷めて味が染みた3の切り干し大根の煮汁を軽く絞って細長く整え、3~5センチくらいの幅でざっと切る。
9 すり鉢に木綿豆腐100g、胡麻小さじ2、味噌小さじ2を入れ、3の切り干し大根の煮汁小さじ2~3程度を加えてよくすりつぶす。
10 和からしを適量加えてさらにすり混ぜ、具とあえしろをよく混ぜる。